開封率が20%上がる!LINE公式アカウントの配信時間帯の考え方と配信のコツを解説!

投稿日:2019年10月4日 | 最終更新日:2023年4月7日

LINE公式アカウント認定パートナーのInfidexです!

LINEの運用サポートをさせていただく中で、特に多いのが、
『いつメッセージを配信したらいいの?』
という質問。

ネットで調べると、
『9時,12時,18時,21時が読まれやすい』
『この時間に配信するアカウントが多い』

といった情報が出てきますが、「結局自分のアカウントはどうしたらいいの?」と思ってしまい、「とりあえず12時に配信しておくか…」という決断をしてしまう方が多いようです。

そしていつもと変わらない開封率。

『むしろ下がってきている、どうしよう…』という声をいただくことが多いので、

今回は、

『配信曜日はいつがいいの?』
『どの時間帯に投稿すれば一番読んでもらえるの?』

という方に向け、

●LINEメッセージ配信時間帯の考え方
●開封率を上げるためのコツ

をご紹介します。

ネットの「最適なLINE配信時間帯」を鵜呑みにしない

「LINE公式アカウント 配信時間帯」で検索すると様々な情報が出てきます。

上述の『9,12,18,21時が読まれやすい』という情報も、検索すればすぐに出てきます。

しかし、この情報を鵜呑みにして、『よし!自分の業種は飲食店だから12:00に配信しよう!』と、そのまま行動してしまうと『あれ、効果が出ない…LINEやる意味ないんじゃないか…』ということになりかねません。

9.12,18,21時にLINEのメッセージを配信すると読まれやすいのは、もちろん正確な情報。

9時は通勤時間帯、12時はお昼休み、18時は帰宅時、21時は家でゆっくり、と人のスキマ時間にメッセージを届けられる時間帯だからです。

しかし、弊社ではその配信時間帯を最適なLINE配信時間帯ではない、と考えております。

LINEの最適な配信時間帯はあなたが知っている

では、なぜ最適な配信時間帯ではないのでしょうか?

それは『お客様の顔を想像していないから』です。

あなたの商品、サービスを使うお客様は本当に9時に通勤して、12時にお昼休みに入って、18時に退勤して、21時に家でゆっくりしていますか?

その時間帯に配信して、LINEのメッセージを読んでくれそうですか?

飲食店、美容室など対面でサービスを提供している方は想像しやすいかと思いますが、

『今日はちょっとお昼休み取れないくらい忙しくて…』
『早めに仕事切り上げて飲みにきちゃいました!』

など、場面場面によって理性的だけではない様々な行動を取るのが人間。

『人はこう行動するから、この時間帯に配信しよう』ではなく、

『あなたのお客様はどう行動して、どの時間帯なら、生活に自然にとけこめるLINEメッセージが配信できるだろうか』と考えてみてください。

LINE配信時間帯を考える上での小ワザ

上述はLINEの配信時間帯を考える上での大枠の概念になりますが、ちょっとした工夫で開封率が変わることがあります。

配信時間帯のコツを2つ紹介します。

配信時間帯を少しだけずらす

様々なLINE公式アカウントの投稿をリサーチしていると、9,12,18,21時に配信するアカウントが多いのはもちろん、『◯時ジャスト』に配信するアカウントが多く見られます。

例えば飲食店だと11,12時が多く、ニュース系だと18時という形ですね。

しかし同じ業種のアカウントが一斉に配信するということは、よっぽどフックになるタイトルでない限り、あなたの情報もそこに埋もれてしまうということ。

そこで『◯時ジャスト』から5〜10分程度ずらしてメッセージ配信してみましょう。

あなたのお客様は12時ジャストになった瞬間にお昼を食べに行きますか?おそらく違うと思います。

『(時計を見る)12時になった!でもちょっとだけ仕事残ってる…(6分経過)やっと終わった!お昼食べに行こう!今日はどこ行こうかなぁ…(スマホを開いてLINEの通知をチェック)あっ◯◯の今日のランチ美味しそう!よし行こう!』

上記はあくまで一個人の一シチュエーションですが、12時ジャストより少しずれて行動していくのではないでしょうか?

そこでLINE通知の並びを最新に持ってくる、もしくはあえて後ろにずらしておく、といった工夫も行ってみてください。

仮説→テストで自社のLINE配信時間帯をつくる

弊社では、600以上のLINEアカウントを運用してきた知見を元に、仮説を立てて開封率を上げ、狙った行動に結びつけることができますが、あなたのお客様の行動は、あなたが一番知っているはず。

なので、お客様の普段の行動を予測したり、フランクに話せる関係性であれば直接ヒアリングしたりして、この時間帯なら読んでくれるんじゃないかな?という仮説を立てて、LINEメッセージを配信してみてください。

「この時間帯は何を考えて、どういう行動を取っていて、どんなメッセージならスムーズに読んでくれそうかな」

という意識をするといいですね。

読んでもらえるLINE配信時間帯を見つけよう

LINE公式アカウントを運用し始めて、リッチメッセージをデザインして、キャッチを考えて、配信設定をして、という作業を3時間かけて行ったとしても、読まれなければなんの意味もありません。

そしてお客様にLINEメッセージを読んでもらうために意識するべき大事な要素の一つが『配信時間帯』

読んでもらうための要素としてキャッチ、デザインなどもありますが、まずは配信時間帯で抜きん出てみてください。

『なぜ今回は開封率が上がったのか?』
『じゃあ次はどうしたらもっと読んでもらえて行動してもらえるのか?』

ということを考えて、LINE運用を続けていきましょう。

そうは言ってもよくわからない…という方はぜひ弊社にご相談くださいね。