ターゲットごとに配信を分ける《セグメント機能》、国立大学の活用法とは?

「SNSを使って情報発信しているけど、なかなか集客に繋がらない・・」
「情報を必要としている人に、しっかり届けるには、どうしたらいいんだろう?」

そんなお悩みを抱えている方も、多いのではないでしょうか。

今回は、受験生と保護者の方向けに配信内容を分けた《セグメント機能》を上手く活用する、九州工業大学(以下:九工大)のLINE公式アカウントご担当者様にお話を伺いました。

若者も親世代も、両方の世代に届けられるのがLINEの魅力だと思った


▼LINE公式アカウント(以下:LINE)を始めたキッカケを教えてください。

LINEを使う前は、保護者の方向けにメルマガを発信していたこともありました。ですが、タイムリーな配信が難しく、効果も良くわからないといった課題が残っている状況でした。そのタイミングで、「直接受験生や保護者の方と繋がることができる、SNSを使ってみるのはどうか?」という話になりました。

その中で話に挙がったのが、LINEとInstagramでした。若い子たちの間で流行っていたInstagramの活用も考えましたが、テキストベースでの情報発信も必要ですし、保護者世代でInstagramを使っている人はあまりいないかもしれない。どちらの世代も当たり前に使っていて、馴染みがあり、テキストの情報も載せられるLINEの方がいいのではないかということになり、導入を決めました。

大学としては初めてのことですので、「まずは試しに…」という感覚でのスタートでしたが、始めやすい価格設定も決め手のひとつでした。とはいえ、初心者で右も左も分からない状況でしたので、運用はウィズワークにお願いすることを決めました。

ターゲットごとに配信を分けられるので、本当に必要な情報を届けられる


▼どのような配信をしていますか?

基本的には、入試に関する情報や学部の紹介、受験相談会の案内などを配信しています。ただ、せっかくたくさんの方に発信するのであれば、大学がお知らせしたい情報だけを配信するのではなく、メルマガを継承して受験生や保護者の方の進路・進学に関する悩みにも寄り添えるようなことも配信もしたいなと思っていました。



受験生向けには、《◯◯学部に入ったらどんなキャンパスライフを送れるのか?》など、少しでも大学入学後のイメージを持ってもらえるような配信に加えて、進学にかかるお金の話や奨学金についてなど、リアルに一番気になる部分もわかりやすく紹介しています。



保護者の方の中には、お子さんに内緒で説明会に来てくださる方もいます。「自分が文系だったので、理系のことを全然知らなくて…」や、「自分は大学に行ったことがないので、最近の情報がわからない」などなど、ご自身の経験だけでは最近の大学入試のイメージがわかなくて《子どものために何ができるのか》とお困りのケースも多いです。ですので、お子さんと向き合うキッカケとなるような話題の配信も心がけています。

ウィズワークで、内容やターゲットにあわせたバナーデザインをしてもらえることもありがたいなと思っています。自分たちだけではここまでできませんから。

手紙やホームページとは違い、スピーディーに情報を届けることができる


▼実際にLINEを使っていて良かった効果はありますか?

実はLINEを使い始めたのが、新型コロナウイルスの感染が急拡大し始めた2020年の5月頃でした。この頃から、それまで参加していた進学イベントや高校や予備校への訪問がことごとく中止となり、オープンキャンパスや個別相談会も対面での開催からオンラインに移行していきました。

対面で手渡ししていたチラシなどは一切使えなくなってしまいました。そんな時にも、LINEがあったおかげで情報をスピーディーに配信することができたので、導入のタイミングが良かったなと思っています。ホームページにももちろん掲載はするのですが、それだけだと自分からアクセスしてくれる人にしか知ってもらうことはできないので…。

イベント前には、ターゲットを具体的に絞ってLINE広告を出したこともありました。少しでも興味を持ってくれた人が気軽に友だち追加してくれて、情報にアクセスできるようになるのもLINEの魅力だと思います。いきなりパンフレットの請求となると、ハードルが高いですよね。

これからも、九工大を受ける・受けないに関わらず、受験生やその保護者の皆さんに少しでも役立つ情報を配信していけるように、協力していけたらと思っています!

まとめ


年齢や性別、住んでいる地域に合わせて配信内容を分けられる便利な《セグメント機能》。ターゲットに合わせた配信を行うことで、ブロック率の低下や、ユーザー満足度の向上に繋がっていきます!

受験生や家族の進路選択が、より良いものとなるようにサポートを行う、九工大のLINEご担当者様。ユーザー想いの温かい思いを聞かせていただき、より一層弊社としてもコンテンツ作成に力を入れて、若者の未来に貢献していきたいと思いました。

今回ご紹介した九州工業大学様のアカウントはこちら▼

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