新しくなったLINEVOOM。旧タイムラインとの違いは?

長年愛された『タイムライン』に代わり、
新たなコミュニティのプラットフォームとして誕生したLINEVOOM。

ある日突然仕様が変わったことで、
戸惑った方もいるのではないでしょうか。

LINE公式アカウントの運用に携わる担当者であれば、今回の仕様変更のポイントをきちんと把握した上で今後の方針を決めていきたいですよね。

そこで今回は、今更聞けないLINEVOOMの基礎知識と旧サービス:タイムラインとの違いをご紹介します。

あなたのLINE運用をより効果的にする、嬉しいヒントがきっと見つかりますのでぜひ最後までご覧ください。

 

LINEVOOMとは?

LINE VOOMは、LINE上の友だちとは切り離された「フォロー」がベースのプラットフォームです。
投稿の閲覧やアクションには各アカウントへの「フォロー」が必要となるため、情報のリーチや拡散性の観点で見てみるとこれまでの影響力とは少し異なることがわかります。

また、VOOMタブは「おすすめ」と「フォロー中」の2部構成となっており、ユーザー自身が見たいと思う投稿と好みや傾向に合わせたおすすめがそれぞれ表示されるようになっています。
以前まではこのようなレコメンド機能は搭載されていませんでしたので、これは変更後の大きなポイントと言えるのでしょう。

タイムラインとの違い

今回新たにリリースされた「LINEVOOM」は、これまでの「タイムライン」とはいくつか違いがありますが、運用を行う上で抑えておきたいポイントは以下の3つです。

①LINEの友だちとの関係性に影響がない
②コンテンツの中心はショート動画
③収益化ができる

それでは各項目について詳細をご説明いたします。

 

①LINEの友だちとの関係性に影響がない

冒頭で記述した通り「フォロー」がベースのプラットフォームとなるため、友だち登録をしているからといってそのアカウントのLINEVOOMの投稿内容が表示されるわけではありません。

引用:「タイムライン」リニューアルのお知らせ

LINEVOOMそのものがひとつのコンテンツとして独立するような形になるため、これまで以上に投稿内容の濃さや正確さ・ユーザーの関心を惹きつける魅力ある構成が必要になってきます。

また、LINE公式アカウントにおける効果の最大化には「友だち追加」だけでなくLINEVOOMの「フォロワー獲得」も重要な施策になりますね。

さらに、この「フォロー」のという仕組みの影響から、これまで記事の「いいね」で拡散されていた仕様がなくなったため、フォロワー以外への広い情報発信には「シェア機能」や「レコメンド機能」の活用が必須です。

 

②コンテンツの中心はショート動画

現在のLINEVOOMは「ショート動画」と言われる10秒〜60秒程度の短い動画を中心にコンテンツが集まっています。個人のプライベートな投稿はもちろん、企業の広告や投稿に関してもショート動画が中心です。

もともと需要の高かった動画コンテンツですが、LINEアプリ内でもショート動画が投稿・閲覧できるプラットフォームが提供されたことでよりこの動画コンテンツの市場は拡大していくことでしょう。

howto-linevoom_5.png  howto-linevoom_6.png 

引用:LINEVOOMを利用する

レコメンド機能を搭載した「おすすめ」欄には、その人の閲覧履歴や傾向に合わせてよりニーズにマッチした動画が集まってくる傾向にあります。

こういった背景から、静止画やテキスト中心のプロモーションだったタイムラインの活用法から今後は、より多くの人が閲覧する可能性のある「動画コンテンツ」の作成に力を入れる必要があるようですね。

 

③収益化ができる

なんと、LINEVOOMでは「収益化」が可能になります。
フォロワー500人以上、投稿した動画の直近1カ月間の再生時間が50時間以上が資格要件になり、その後の審査を通過すれば広告収入を獲得することができます。

収益化システムの導入から、LINEVOOM内のインフルエンサーも登場し、マーケティングの幅が一層拡大するに違いありません。

LINEが個人間の狭い繋がりから、多くの人が繋がり合う広いコミュニティツールになりつつあることがわかります。

 

まとめ

今回は2021年12月に正式リリースされたLINEVOOMについてご紹介しました。
実際、LINEVOOMの各機能を積極的に活用している企業はまだまだ少ないように感じますが、今後集客に欠かせない重要なコンテンツになるのは間違いありません。

まだまだライバルも少ないこの機会にぜひLINEVOOMの勝ちパターンを見つけていきましょう!

また、「今までのタイムラインの投稿が無くなってしまうのでは・・」と心配する声もありましたがそこはご安心ください!
LINEVOOMへのアップデート後もこれまでの投稿内容は引き継がれます。

LINEVOOMの投稿もタイムライン同様「URL」を活用してページ誘導が可能ですので、LINEVOOMをフォローしていないユーザーに対してはURLを設定したメッセージ配信で投稿内容を閲覧してもらうような導線作りを心がけましょう!

メッセージの作成方法についてはこちら▼

https://withwork.co.jp/sns-lab/skill/%e9%96%8b%e5%b0%81%e7%8e%87%e3%83%bb%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%af%e7%8e%87%e3%81%8c%e9%ab%98%e3%81%84%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%81%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%bb%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%ae%e4%bd%9c/

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