開封率・クリック率が高いリッチメッセージの作成方法

LINE公式アカウントを使い始めると、使いたくなるのが、リッチメッセージ。

「他社の配信を見ていると色々なリッチメッセージがいっぱい。自分たちも配信してみたい」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

しかし、いざリッチメッセージの設定画面に進むと…

「タイトルって何?どのテンプレートを使えば良いの?」と頭を抱え、結局は諦めてテキストのメッセージになってしまったり、とりあえず1面のテンプレートで適当にタイトルをつけて…

なんてことにはなっていませんか?

今回は、そんなお悩みを解消する、開封率に影響を与えるタイトルの付け方と月間の配信企画に合わせて飽きのこないリッチメッセージテンプレートの配信方法をご紹介いたします。

クリック率が向上!?用途に合わせたテンプレート選びで、飽きのこないコンテンツ作り

まず、最初にリッチメッセージ とは何か。すでにご存知の方は飛ばしていただいて構いません。

リッチメッセージ は、あなたのアカウントに友だち登録してくれたユーザーに、画面いっぱいの画像で配信ができるメッセージです。

リッチメッセージ には、画像をタップすると、指定したリンクへ誘導したり、指定したクーポンやテキストを応答配信したりすることができます。

開封→クリックと2ステップでユーザーにご案内したい内容へ誘導することができるとても便利な配信方法です。

画面いっぱいの画像で配信するため、視覚効果も抜群の配信手段でもあります。

そんなリッチメッセージ には9つのテンプレートが準備されています。

様々なテンプレートを使い分けて配信することで、飽きのこないコンテンツになります。

早速、どのテンプレートを選ぶのか最適なのかをお伝えしたいと思います。

月間のメッセージ量から考えるテンプレート選択

LINE公式アカウントで配信したい内容を思いつく度に配信をしていると、いつの間にか配信上限に達しまい配信エラーとなってしまったという経験がある方は多いと思います。

配信上限に達してしまうと、フリープランの場合はその月はメッセージが送れなくなり、有料プランの場合は、従量課金(追加料金)が発生し、予定外のコストが発生してしまいます。

届けたいメッセージが配信できなかった!という事態を避けるためにも、適したテンプレートを選んで、ユーザーにメッセージを送ることが必要不可欠です。

どうやってテンプレートを選択すればいいのか?

《STEP1》月間で配信したい内容を洗い出す

配信したい内容が10個ある場合、全て1個ずつ配信すると配信数が足りなくなるだけでなく、配信頻度が高くなりブロック数も上がってしまいます。

ブロック数が増えにくいオススメの配信回数は、週1又は隔週配信です。

《STEP2》配信したい内容をカテゴリ分け(グルーピング)する

配信したい10個の内容の内、セール系、イベント系、商品紹介系などそれぞれを同じカテゴリー系統に集めてグルーピングします。

《STEP3》カテゴリ内の情報が何個あるのかでテンプレートを選ぶ

例えば、10個の配信内容の内セール系が3個ある場合、3面のテンプレートを選択します。イベント系が4つある場合は、4面のテンプレートが最適です。

このようにグルーピングで選択するメリットは3つです。

・配信回数を抑えられる

1回の配信で1つの情報を届けるのではなく、複数届けられるため配信回数が少なくできます。

・リッチメッセージ 設定時のタイトルがつけやすい

同じカテゴリで分けられているため、その内容のタイトルがつけられます。

3面を利用して複数の情報が混在していると、限られた文字数で何を押し出すか迷ってしまいます。

さらに、ユーザーがどの面をクリックしたのか判断がつかず今後の配信に活かすことができません。

・クリックした人にアプローチしやすい

例えば、セール系配信をクリックした人に対して、セール終了間際にセグメンやタグを使ってリマインドメッセージを配信できます。

リマインドが届くことでセール終了前に来店いただき、購入漏れを防ぐことができます。

このようにデータをため、その人にあった情報を届けていくことで行動に移してもらいやすくなります。

開封率が2倍〜3倍UP!ぐんと開封率が上がるタイトルの付け方

リッチメッセージの開封率が上がらない理由として、タイトルが最適化されていない事があります。

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上記のようにタイトルが最適化されていないとPUSH通知で届いても、緊急性がないため、開封されない、メッセージを開かなくてもタイトルだけで情報が分かりメッセージを開封しないユーザーが多くなります。

タイトルは100文字まで入力が可能ですが、実際にPUSH通知やLINEトーク一覧で表示されるのは約42文字です。

つまり、100文字入力しても42文字以降は「…」と表示されます。

この「…」を活用することで、ユーザーの興味を引き、クリックしたくなるメッセージを作ることができます。

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このように中途半端な情報は、続きが気になる「ツァイガルニク効果」を引き起こし開封率が高くなります。

※ただし、「…」と表示されて見えなくなってしまった文章はどこからも確認ができません。リッチメッセージとの関連性がないタイトルだと、開封してもすぐにブロックされてしまう事態になりますので注意が必要です。

他にも、タイトルに表示される42文字以内であっても、具体的なキャンペーン名などは記載しないことでユーザーの関心を高めることができます。

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このようにユーザーの興味を引くタイトルをつけることで開封率の高いリッチメッセージ を作成することができます。

今回の設定時のポイントは、次の2カ所です。

リッチメッセージ の開封率を上げるためには、ユーザーが「なんだろう?気になる!」という興味を引くことが大事!

リッチメッセージは、視覚的にわかりやすく多くの情報を届けることができるため、積極的に活用すべき機能です。

しかし、適切なテンプレート・情報選択をしないとわかりづらい配信となってしまいます。

配信前に「ユーザーの興味を引きつける内容になっているか」という視点を持って確認することが大切です。

いろいろなテンプレートを使って配信をしたいけれど、デザインが上手にできないという方、弊社ではリッチメッセージ のデザイン制作を行っています。

事例集が欲しい、制作して欲しいという方は、お気軽にお問い合わせください。

まずは、自分で作ってみたいという方はLINE公式アカウントマネジャーでも作成ができますので、ご参考ください。

【新機能】LINEリッチメッセージ・リッチメニューが簡単に作成できるように!設定方法、活用方法をご紹介します。