LINE@統合後の新料金プランと最適なプランの選び方

2019年春、LINE@、LINE公式アカウント、LINEビジネスコネクト、LINEカスタマーコネクトのサービス統合が発表され、更に注目を浴びているLINE公式アカウント。

その中でも、一番気になる料金プランの変更について、LINE@の時よりも高くなる?値上げ?という声や、LINE公式アカウントになると中には安くなる人もいる等、様々な声が上がっています。

今回は、LINEビジネス向けアカウントの統合により変更となる料金プランのキーワードである「従量課金制」について、フリープラン、ライトプラン、スタンダードプランでは何が違うのかについてお伝えします。

料金プランの従量課金制

今回、サービスの統合により変更となるポイントは「メッセージ配信を配信通数に応じた従量課金制への変更」という点になります。

今までのLINE@では、ベーシックプラン、プロプランの場合は、無制限に配信ができた為、この従量課金制と聞くと多くの人が料金が高くなってしまうのでは?と思ってしまいます。

しかし、この従量課金制への変更でポイントになってくるのが、配信数のカウント方法です。今回の従量課金制への変更で、従来の「1吹き出し=1配信」から、「1回の配信(最大3吹き出し)=1配信」へとメッセージカウント方法が変更となります。

(LINE公表資料からキャプチャ)

例えば、有効友だち数が300人のアカウントの場合、今までは、1回の配信にテキスト、画像、スタンプの3つを同時に配信した場合、900通の配信とカウントされていました。

よって、現在のフリープランの場合は、1000通までという配信制限があった為、これ以上の配信は停止されてしまいます。

しかし、従量課金制への変更でメッセージカウント方法が「1回の配信(最大3吹き出し)=1配信」となった場合、300通というカウントとなる為、残り700通の配信が可能となります。

そして、もう一つのポイントは、従量課金制へ変更後、無限に追加しメッセージを配信できるのではなく、LINE社が定める追加メッセージ数上限の制限値内で追加が可能というものになります。

また、LINE社の定める制限値内で、任意で追加メッセージの上限目安を設定することが必要となっており、気付かずに追加しすぎてしまったという事を防ぐ仕様となっています。

※メッセージの配信方法(連続配信など)によっては、上限数を超えて配信される場合もありますので、あくまで目安となります。

プランの違いと注意点

サービスの統合後のプランは、フリープラン、ライトプラン、スタンダートプランという3つのプランへと変更になります。

各プランの違いは、付与される無料メッセージ数が違うという点になります。

月額固定費 無料(0円)【フリープラン】

LINE公式アカウントを開設すると自動的にまずは、フリープランとなります。

LINE@のフリープランの場合は、使える機能に制限がありましたが、今回のサービス統合により、機能の制限がなくなりました。

フリープランのポイント
  • 無料メッセージ通数 1,000通
  • 追加メッセージ従量料金 不可

フリープランの場合に注意しなければいけない点としては、無料メッセージ通数を超えて、追加メッセージを送ることができないという制限がついています。

しかし、サービスの統合後、料金プランの変更が月の途中でも可能となります。

フリープランをご利用中に、無料メッセージの通数を使い切った、もしくは足りなくなった場合は、プランを変更して追加でメッセージを送ることが可能です。

ただし、月の途中で、プランを変更した場合は、料金は日割り計算となり、変更のタイミングによって無料メッセージ数が変動します。

注意すべきは、月の途中でプランを変更した場合、変更した後の無料メッセージ数はすでに配信した通数を引かれることとなります。

例えば、3月29日フリープランをご利用中に1000通に達した為、ライトプランへと変更した場合、無料メッセージ数は1500通となります。

しかし、すでに配信している1000通は差し引かれ、残り無料メッセージは500通となります。 追加で送るメッセージ数が500通を超える場合は、ライトプランの追加料金1通5円が発生するということになります。

【月の途中でフリープランからライトプランへ変更した場合の料金表】

(LINE公表資料からキャプチャ)

 月額固定費 5,000円【ライトプラン】

ライトプランもフリープランと同様、LINE@の際のベーシックプランでは機能に制限がありましたが、今回のサービス統合で、全ての機能が利用可能となります。

ライトプランのポイント
  • 無料メッセージ通数 15,000通
  • 追加メッセージ従量料金 5円/通

LINE@のベーシックプランの場合は、メッセージ配信数には制限がなく、ターゲットリーチ数5,000人以内という友だち数での制限でした。

しかし、今回のサービス統合では、友だち数に制限はなく、無料メッセージ数に15,000通という制限がかかることとなります。

今まで、友だち5,000人でLINE@をベーシックプランでご利用いただいていた方はこの制限により、一斉送信は月に3回まで(1回あたり最大3吹き出し)となってしまいます。

なので、5000人近くの友だち数がいる場合は、セグメントで分けて配信することが重要となります。

また、ライトプランからは従量課金制により、追加でメッセージを送ることが可能となります。

無料メッセージ通数を超えた分を一律1通5円で配信することができます。

月額固定費 15,000円【スタンダードプラン】

スタンダードプランは、従来のLINE@でのプロプラン、プロAPIプランに相当します。

LINE@のプロプランは、20,000円、プロAPIプランは30,000円という料金だったため、月額固定費は実質値下げということになります。

しかし、プロプランも、プロAPIプランも、ターゲットリーチ数100,000人までという制限があったものの、メッセージ配信数に制限はありませんでした。

スタンダードプランのポイント
  • 無料メッセージ通数 45,000通
  • 追加メッセージ従量料金 ~3円/通

月額固定費は実質値下げとなったものの、無料メッセージ通数は45,000通と制限がかかっているので、現時点で、ターゲットリーチ数が45,000人を超えてしまっている場合は、一斉送信には追加メッセージの料金が発生してしまうということになります。

現、LINE@でプロプランをご利用中の方は、スタンダードプラン変更時には、無料メッセージ通数にてどれくらいの配信が可能かを調べること、また、セグメントで配信した場合の必要メッセージ通数を調べておくことが重要となります。

また、スタンダードプランは、追加メッセージの配信数によって単価が変わります。追加メッセージ数が増えると、1メッセージあたりの単価は安くなる仕組みとなっています。

(LINE公表資料からキャプチャ)

追加メッセージの単価変動は、月の追加メッセージ数ではなく、積算という形になります。

課金対象となるメッセージ

今回のサービス統合により、課金対象となるメッセージは、メッセージ配信(ターゲティングメッセージ含む)、Messaging APIの「Push API」「Multicast API」となり、

下記のメッセージは課金対象外となります。

  1. チャットの送受信
  2. 自動応答メッセージ
  3. キーワード応答メッセージ
  4. 友だち追加時あいさつ
  5. Messaging API の「Reply API」

プレミアムIDの料金変更

LINE@を開設すると、LINE内のID検索でアカウントを検索できるアカウントのIDが発行されます。基本的には、ランダムに羅列された英数字となりますが、ご希望の文字列で発行することができるプレミアムIDを取得することができます。

今回、サービスの統合により、このプレミアムIDの料金にも変更がありました。

従来は、1年目年額2,400円、2年目以降年額1,200円となっていましたが、一律年額1,200円(税別)へ変更となりました。

まとめ

今回の料金プランの変更により、非常に多くの方から、高くなるのではないか?わかりにくくなった等のお声をいただいています。

しかし、情報爆発の時代では、従来のような一斉配信から、個人の感心思考に合わせて情報の配信をするパーソナライズ化が重要となっています。

必要なメッセージを必要な方だけに配信することでブロック率を下げることにつながり、無駄な配信を無くすことで費用対効果について分析や、費用を抑えることができるようになります。

弊社では、サービス統合後の料金や機能についてのご相談も承っております。

「今後どう運用すれば良いかわからない」「料金が高くなりそうで不安」などお気軽にご相談ください。